
2年前から小学生向けに開催してきたサイエンスクラブ、今月の会で終了となりました。
最後に来てくれたのはずっと通い続けてくれた男の子2人。
「せり出す板」というのをやりました。
同じ大きさの板がずれ乍ら重なっていますね。
一番下の板の横幅を超えて、一番上の板がせり出しているのがわかるでしょうか?
高速道路や陸橋の橋げたがこの計算によってつくられたりしています。
数学の要素も強い実験ですが、計算上で成り立つのとやってみるのは全然違います。
「難しいな~」と言いながらプリントを見て丁寧に作っていく高学年のお子さん。
野生のカン?を作動させて手を動かしながらやっていく低学年のお子さん。
どちらも素晴らしい!
形ができた後は周りに絵を描いて完成。
この実験を楽しむことができたのは今までの積み重ねがあるからこそだと思いました。
小学1,2年生がら「理科」という教科がなくなり、
こういったことに興味を持って取り組めるお子さんがトライ&エラーを重ねる場が減ってしまったことをとても残念に思っています。
最近の小学生はとても忙しく、学童に通っているお子さんも多いのでなかなか場を存続させることは難しいですが、
長期休みの時等にまた「理科」に触れる機会を作っていきたいと思います。
予定を空けて来てくれたお子さん、送迎をしてくださった親御さん。ありがとうございました。
そしてお忙しい中講師を引き受けてくださってた雨滝先生・田代先生、ありがとうございました。
スポンサーサイト